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お悩み | 前歯と奥歯が噛み合わず食事がしづらい |
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矯正法 | 舌側矯正・裏側矯正、透明で目立たない矯正 |
年代 | 20代 |
治療期間 | 2年6か月 |
性別 | 女性 |
歯並び | 叢生のため横の前歯が奥に閉じ込められていて、噛み合わせも左右で異なる状態 |
治療のリスクについて | このケースでは歯の裏側に装置が装着されておりますので,初期段階では会話時などは舌先に装置が当たって炎症が起きる場合があります.数日から1週間程度で慣れますが,最初は注意が必要です. |
費用 | 約83万円(税抜) ※最新の治療費については料金・コース案内よりご確認ください |
歯並びの状態が叢生であったり、前歯が飛び出して口元の出っ張りがある場合(この両方も良くありますが・・)抜歯してスペースを作り、
そのスペースをうまく使って矯正治療を行います。
その場合、抜歯の対象になる歯は最初の検査データを丁寧に解析して、最も効果の高い場所を決定します。
しかし、成人矯正の場合、虫歯などで既に歯が抜歯されていたり、銀歯が被っていたりすることも多々あります。
そういったケースでは、当初の思惑通りの場所の抜歯が出来ませんので、それに出来るだけ近い効果が期待できて、しかも悪い影響が少ない歯を選択する必要が出て参ります。
出来るだけ、といっても当初の予定とは異なるわけですから、同じ様な治療を行っても同じ結果にはならず、特別な配慮が必要になります。
このケースでは片方が銀歯を被っており、もう片方は既に抜歯されてブリッジになっていました。
しかも叢生に加え、口元も飛び出していたので、叢生を解除してかつ前歯も後退させる必要があり、抜歯が必要でした。
したがって抜歯対象は銀歯とブリッジを切断して出来たスペースで治療を行いました。
術前の口唇
術後の口唇
口元の改善が著明です。
正面・・叢生のため横の前歯が奥に閉じ込められています。また噛み合わせも左右で異なります
顎・・向かって右が銀歯,左がブリッジです
側面・・叢生のため噛み合わせが上下で逆になっています
上顎・・徐々に叢生が解けて横前歯が顔を出しています
上顎・・ブリッジをカットして銀歯も抜歯したのでスッキリ感がありますね
側面・・これからスペースを閉鎖して行きます
正面・・噛み合わせも左右対称になりました!
顎・・スペースが閉じて綺麗なアーチになりました!
側面・・噛み合わせもバッチリです!
このケースでは顔貌改善もさることながら、前歯と奥歯が噛み合わず食事がしづらいということが矯正治療における大きなテーマでした。
また口の中の銀歯が減ったので、見た目にも感覚的にもスッキリ感が増したそうです。