診療時間 10:00~12:30/15:00~19:00
休診日月曜、祝日
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| 性別 | 男性 |
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とある雑誌の調査によると,「貴方にとって,気になる口元は?」という質問に対して1位だったのは,出っ歯でも凸凹でもなくて「笑うと歯茎が見える!」だったそうです.
確かにあまり見栄えの良い物ではありませんが,俗称もあって「ガミースマイル」と呼ばれているそうです.
歯茎が沢山見えるのは唇と前歯が並んだ位置の相対的な関係から結果であって,医学的に病気,という判断では無いと思います.
ただ気にされている方は多いらしく,お問い合わせも多数頂きます.
病気では無い以上,コレを改善すべきである医学的な根拠は薄弱ですが,何とかして差し上げたい,と言うのもまた矯正医の思いでもあります.
矯正治療の本懐は「それぞれの歯をその方の最適位置に移動して,機能と美をもたらす!」と考えておりますので,ココを踏み外してまで移動するのは些か考え物ではあります.
しかし,その際的位置,と言うのは学説的にもある範囲に収めることが肝要であり,機能と形態を満足させつつ審美性も満足度を上げて行くこともある範囲では可能です.
今回のケースは出っ歯と前歯の隙間,何より笑うと歯茎が見えるのがお困りの患者様でした.
前歯が理想値より出ており,これを改善すれば多少は歯茎が目立たなくなりますが,分析の結果噛み合わせも深く(過蓋咬合と申します)ここいらの改善を少し審美性よりに治療計画を立てました.







過蓋咬合,上顎はやや突出,口唇も少し口ボコ状態でした.
まず上顎を綺麗に並べ,過蓋咬合の改善方向を上顎前歯が上方向に向かいようにコントロールして行きます.

マイクロスクリューインプラントを使って前歯だけ狙い通りの方向に移動して行くと,

マイクロスクリューインプラントの位置は変わりませんので,インプラントと前歯の距離が短くなっているのがお分かりでしょうか?
そして術後です.





歯茎の見え方の前後

口元の変化の前後です.

矯正治療は一般に少なくとも2〜3年の長期に渡ることが多い歯科領域です.
20代の女性にとっての数年間には色々な出来事も御座います.
この方は治療開始からご婚礼に伴う披露宴,2度のご出産,女性の人生にある色々な出来事が矯正治療中に重なりました.
その度に装置の一時撤去や入院での中断などがありましたので,当院の患者様の中でもかなり長い期間矯正装置とお付き合いして頂きました.
その甲斐あってか外したときには,笑顔で溢れかえっておられ,担当医としても喜びひとしおでした.
もう,笑う度に口元隠さなくても良くなっていると思います.