不定期連載・・・コスト削減! 6.|大阪市の矯正歯科 | 野田阪神駅徒歩2分のはしもと矯正歯科

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院長コラム

使用材料のコスト削減

2019.02.12

使用材料のコスト削減

優れた技術や知識があっても材料(歯に付けるブラケットやワイヤーなど)がなければ治療は出来ません.

また材料はいわゆる消耗品ですので,患者様が増えれば正比例して材料費も増加します.
経費の節減,というとこの会社でも叫ばれている事が口で言うほど簡単に行かないのはちゃんと結果を出しつつコストを削減するのはそれほど単純な仕事ではないからです.
例えば同じ物品なら単純に安く購入すればその分節約できます.

しかし,安いからと言って粗悪品を用いると,同じ結果にはなりません。
当院では治療を担当するのは院長である私しかいませんので,私が全ての材料の決定権を持っています.

これは当たり前に聞こえるかも知れませんが,スタッフが大勢の医院の場合,それぞれの練度が異なるため,経験の浅いスタッフに合わせざるを得ない,といった事象などが発生するため,小機器や材料などは意見を合わせる必要があるためです。(これも管理の内です.)
それが当院では全て私が決定するため,消耗材料は決定した物をまとめ買いすることが出来ます.

矯正機材は矯正学会などのセール期間に一定以上の数を購入すると,割引率が高くなり,コスト削減に繋がります.

また材料発注も自分で行いますので,販売する業者にとっては「裁量権を持った人が直接取引をする」事になるので,価格交渉もスムーズでこれもコスト削減に繋がります.

また,「機能・性能が同じでも当社の製品の方が安価!」といった代替材料を評価する場合,当院の場合使用者と決定者が同じですので,意見調整の必要もありません.

使用材料の購入ルート

矯正をはじめ歯科医院で使用されている機器などの主な購入ルートは歯科の世界で言われているディーラーさんから納品することが多いです.

メーカーから直接購入出来る物もありますが,ディーラーさん経由の場合,価格は多少割高でもその製品管理をある程度肩代わりしてもらえます.

つまり,故障などが起こって使用できなくなった場合,機材によっては診療出来なくなってしまいますので,そういう事態になりますと,ディーラーさんは電話一本でやってきて代替品を持ってきてくれます.

ですから優秀なディーラーさんは自分の顧客の使用機器や購入年度を把握しており,中にはこれまでの故障履歴まで記憶して,頻度が高い場合にはメーカーに修理の値引き交渉まで行ってくれることもあります.

そういった意味ではとても頼りになる存在です.

ですから歯科の世界ではこういった販売形態がずっと昔から行われてきました.

そして,この形式の中から生まれて,基本的な機能が20年以上前から変わらない(変える必要が無い)製品は大変高い完成度を持っています。

歯医者で治療をするとき,歯形を採られた経験をお持ちの方は数多くいらっしゃると思います.

あの歯形は「アルジネート」と呼ばれる海藻を原料としたもので,半世紀以上もの間歯科の世界で使用されています.

そうして採られた歯形に石膏を丁寧に流して正確な歯の複製を作り,その上で歯に詰めたり被せたりする物を製作します.

ここでは「歯形に丁寧に石膏を流す」というのがポイントで,最初半液体状の石膏を流しますので,気泡が入ったりすると正確な模型が出来ません.

このアルジネートで歯形をとり,石膏で模型を作る,という行為は歯科治療技術の基本の基本と呼ばれています.

ですからこの作業のための専用の機械が何十年も前から用意されています.

ただ高価なので当時はあまり普及はしていませんでした.

当院では1995年の開業時以来,当時はまだ珍しかった専用のアルジネート練和機を使用して参りました.

この機械は発売以来30年以上にもなりますが,未だに現役で補修部品も用意され,修理にも対応されています.

また購入以来自然故障は一度も無く,この機械とペアになる石膏の練和機も同様に現役で,故障はありませんし,修理にも対応しています.

おかげさまで常に均一の質が確保出来ています.

導入時にはそれなりの投資でも長く使えばこれもコストの削減となってゆきます.

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