不定期連載・・・コスト削減! 5.|大阪市の矯正歯科 | 野田阪神駅徒歩2分のはしもと矯正歯科

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不定期連載・・・コスト削減! 5.

2016.09.09

5.ソフトウェア2.

一般的な管理業務は汎用の市販アプリケーションをカスタマイズすれば仕事には充分事足ります.
むしろ変に専業ソフトを持ち出すと,最初は良くても後で困ることが出て参ります.
ありがちなケースは,ソフトのメーカーの経営体力が乏しく,OS等のバージョンアップに対応しきれず,途中で機器ごと文鎮化する場合です.
歯科の専業機器はモノによっては数百万級も珍しい事でもなく,コレをやられるとダメージが計り知れません.
で,メーカーに対応を要求すると,SATA3接続がスタンダードなこの時代でIDE接続のHDDやらWin2000のパッチやらを法外な価格で販売してきます.
従って購入するときには,メーカーの見極めがとても大事になります.
当院の場合,専業機器(レントゲンのデジタル化など)のセットアップは全て自分で行っています.
従って,機器をコントロールするPCのメンテも自分で行っており,機器の商品寿命にあわせた交換パーツも確保していますので,まあ向こう10年程度は大丈夫でしょう.
反対に専業ソフトでしか事実上仕事にならないケースもあり,矯正治療の場合はセファロと呼ばれるレントゲン画像を分析するソフトウェアが代表的な物でしょう.
このソフトの仕事は,まあ単純に言ってしまえば「定規と分度器で長さと角度を測る」に尽きるのですが,患者様お一人あたり100項目を超えるとなると,はやりパソコンの出番となります.
このセファロ分析という作業,分析方法だけでも数十種類は存在し,担当医としてはデーターは豊富であることにに超したことはありません.
おまけに70年代以降の分析は,方法論そのものがコンピュータの使用が前提で構成されていますから,マニュアルで対応するには無理があります.
そしてこの件に関しては海外製品はそのまま導入すると不都合が生じる場合があります.歯にも顎にも人種による差異があり,世界を相手にしている海外メーカーの場合,一応東洋人にも配慮はされていますが,日本でしか使用されていない分析も存在します.
これが目当てであれば,はやり日本製の出番です.ガラパゴスであることもたまには善の場合があります.
ところが2016年現在で日本矯正歯科学会認定医は約3000人程度です.
これは日本の市場規模が3000人強しかないことを意味します.
しかも,歯科大学や勤務医を抱える診療所なら矯正医の数ほどソフトも必要ありません.
この市場に代表的なメーカーが3〜4社ありますので,中々熾烈な競争です.
当院ではこの分野に関しては国内で最初期から参入しているメーカーの製品を20年以上バージョンアップしながら使用しています.
従って20年以上前の患者様のデーターもパソコン本体が変わっても(LC475からmacbook pro)OSが変わっても(Mac OS 7.61からエルキャピタン)読み込むことが出来ます.
こうした「管理機材の管理のコスト管理」も矯正歯科医院の院長の大切な仕事です.

つづく.

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